2010年 12月 26日
ワイン会 第四回 スパークリングの楽しみ方
各国で色々な呼び方がある
代表的なもの
フランス:シャンパーニュ
ドイツ:シャウムヴァイン
イタリア:スプマンテ
スペイン:カヴァ
※製法、原料で呼び方が変わります
シャンパーニュ
発泡ワイン発祥の地ともいわれている
17世紀お坊さんが、ワイン輸送中に瓶の中で再発酵し
栓を開けたとたん泡が立ったことがきっかけ
(キリスト教では、ワインが使われる)
製造方法には厳しい決まりがある
-シャンパーニュ地方で採れた
シャルドネ、ピノノワール、ピノムニエのみ
(全6種、他3種は3%程度)
-醸造方法は、シャンパーニュ方式
-ラベルの表記方法
-コルクにChampagneと書く、ヴィンテージは年号を入れる
他にも細かい決まりごとがある
シャンパーニュ醸造過程
収穫(白ブドウ、黒ブドウ/色が出ないように静かにつぶす)
↓
圧搾
↓
一次発酵
↓
調合(アサンブラージュ)
ブレンドをする
ここでいろんなワインを混ぜ、イメージの味?を作る
ビンテージものはブレンドしない、その年のもののみ
(よいブドウが採れたときにしかできない)
ノンビンテージ、いろんな年のものをブレンド
↓
瓶詰め
↓
瓶内二時発酵
(オリジナルメソッドでない場合はここで炭酸を入れる)
↓
成熟
↓
動瓶
瓶の口を下にして、すこーしずつ動かす
澱を口に集める
↓
澱抜き
動瓶で口に集まった澱を取除く
↓
補酒
甘いリキュールを足す
ブリュット 6~15g/1L
demisec 30~55g/1L
↓
コルク密栓
↓
ラベル貼り
発泡ワインのあけ方
コルクが飛び出さない様注意して
金具を取る
きれいな布巾で口を押さえ
瓶を少し傾ける
瓶は固定し、コルクをゆっくり回す
ガスの力でコルクが押されるので、引き抜かない
ポンっと音がしないのがスマートなあけ方
貴腐ワイン
原料はセミヨン果皮の薄め(菌がはいりやすい)の白ブドウ
ボルドーでは
暖かいガロンヌ川と、つめたいシロン川
温度差で霧が発生、湿気でブドウに貴腐菌がつく
一本のブドウの木から作られる貴腐ワインは
グラス一杯!!!!
そりゃ高いさ
==今回のおいしいお料理とワインたち==
…のキッシュ
失念…
洋ナシのカラメリゼ(貴腐ワインと共に)
モエ・エ・シャンドン→ドゥジャン・エ・フィス→カーヴ・エクストリーム→コート・デュ・レイヨン
各詳細
モエ・エ・シャンドン ブリュット・アンペリアル
フランス シャンパーニュ地方
シャルドネ、ピノノワール、ピノムニエ
後味がすっきり、フローラル
~~~~~~~~
ドゥジャン・エ・フィス・ ブリュット ロゼ
フランス ジュラ地方 シャンパン製法
シャルドネ、ピノノワール
まろやかですっきり
~~~~~~~~
カーヴ・エクストリーム
アルゼンチン シャンパン製法
さわやかな甘さ
~~~~~~~~
コトー・デ・レイヨン
フランス ロワール地方
シュナン・ブラン
甘くて濃厚、フローラルなメイプルシロップ
今回は知らないことが多くて
とても勉強になりました
炭酸は酵母が作ってたのね~
瓶内二次発酵で作られたものは
メソード トラディショナルと
(伝統的製造方法)
記載されている
会を重ねる毎に
ワインってすごいな~と
感心、関心
ワイン≧日本酒になりつつあり
by love_wien
| 2010-12-26 03:04
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